MonsterGeeK Fan60 ProSPレビュー|ラピトリ5980円の衝撃

MonsterGeeK Fan60 ProSPレビュー|ラピトリ5980円の衝撃

ラピッドトリガー搭載キーボードが欲しいけど、数万円は出せない――。そんな悩みを一撃で解決する、とんでもないキーボードが登場しました。

結論から言うと、MonsterGeeK Fan60 ProSPは5,980円で磁気スイッチ・ラピッドトリガー・8000Hzポーリングレートを実現した、2024年最強クラスのコスパゲーミングキーボードです。Amazonのベストセラー1位を獲得しているのも納得の完成度でした。

忙しい人のための3行まとめ

  • 驚異の価格破壊: 磁気スイッチ搭載・ラピッドトリガー対応で5,980円。通常2〜3万円クラスの機能がこの価格
  • ゲーム性能は本物: AP0.1mm・RT0.01mm設定可能、ポーリングレート8000Hz、SOCD対応と機能面もトップレベル
  • 唯一の弱点は打鍵感: 入力はスムーズだが打ち心地の気持ちよさは控えめ。予算があればウルトラSP(12,980円)がおすすめ
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▼MonsterGeeK Fan60 ProSP
▼MonsterGeeK Fan60 Ultra SP(上位モデル)

1. そもそもラピッドトリガーとは?なぜゲームに強いのか

ラピッドトリガーを理解するために、まず従来のキーボードの仕組みをおさらいしましょう。

従来のキーボードでは、キーを約2mm押し込むと入力が反応し、底の4mm地点まで押し込んだ後、また2mmほど戻ってきたところで入力が途切れ、キーが元の位置に戻るという仕組みでした。

一方、ラピッドトリガー搭載キーボードでは、例えば0.1mmに設定した場合、押し込んだ位置からわずか0.1mm戻っただけで入力が途切れます。しかも、このリセットポイントはキーの押し込み量に追従するのがポイントです。2.5mm押し込んだ状態からでも、0.1mm戻っただけで反応が途切れるのです。

ラピッドトリガーの仕組みを示す図解。従来のキーボードとラピッドトリガー搭載キーボードのキー入力・リリースポイントの違い

特にVALORANTのような「キャラクターの動きが止まっていないと弾がまっすぐ飛ばない」ゲームでは、キャラクターが止まる速度が格段に速くなるため、圧倒的に有利になります。これまでラピッドトリガー搭載キーボードは2〜3万円が相場でしたが、Fan60 ProSPならわずか5,980円で手に入るのです。

2. 外観・デザイン|価格以上にしっかりした作り

本体は60%サイズのコンパクトレイアウト。フルサイズキーボードと比べてかなり小さいため、マウスを振るスペースを十分に確保でき、FPSなどの対戦ゲームに最適です。

MonsterGeeK Fan60 ProSPの本体外観。ブラックモデルの全体像

表面はプラスチック素材で高級感こそないものの、ネジ穴が見えるようなチープさはなく、普通のゲーミングキーボードとしてしっかり仕上がっています。カラーはブラックとホワイトの2色展開。

裏面も丁寧に作られており、4箇所にしっかり滑り止めが装着されています。スタンドも2段階の角度調整に対応。ケーブル挿し込み位置は左側で、接続は有線USB Type-C方式です。

キーキャップには劣化しにくいPBT素材を採用。フォントの印字がサイドに配置されており、スタイリッシュな見た目に仕上がっています。文字が見にくいと感じる方はキーキャップを自分で交換することも可能です。

MonsterGeeK Fan60 ProSPのLEDライティングを点灯させた状態。キーサイドの印字が光って見える

LEDライティングも搭載されており、色ムラなく綺麗に発光します。ソフトウェアからライティングのオン・オフや色のカスタマイズも可能です。

付属ケーブルはビニール素材でやや安っぽい印象ですが、USB Type-Cなので別のケーブルに交換すれば問題ありません。

3. 磁気スイッチ・スペック|5,980円とは思えない充実度

キースイッチにはAcoさん(Gateron)のグレアマグネティックスイッチを搭載。磁気式のスイッチにより、ラピッドトリガーやアクチュエーションポイントの細かな設定が可能になっています。

MonsterGeeK Fan60 ProSPのキーキャップを外した状態。磁気スイッチが見える

ホットスワップにも対応しているため、他の磁気式スイッチに付け替えて使うこともできます。キーキャッププーラーとキースイッチプーラーも付属しているので、交換作業も簡単です。

項目MonsterGeeK Fan60 ProSP
価格5,980円
スイッチ磁気式(Gateron グレアマグネティック)
キーストローク3.4mm
アクチュエーションポイント0.1mm〜
ラピッドトリガー0.01mm〜
ポーリングレート8000Hz
レイアウト60%
キーキャップPBT素材
接続有線USB Type-C
キー荷重初期25g / 2mm地点40g / 底打ち48g
SOCD対応
ダイナミックキーストローク対応
ホットスワップ対応
LEDRGB対応
カラーブラック / ホワイト

キー荷重は初期25gと非常に軽く、押し込み始めの初動が素早いためゲーム中の反応速度に直結します。キーのブレや軸のグラつきもなく、本体を振ってもカシャカシャ音がしない安定感は5,000円台とは思えないクオリティです。

4. ゲーム性能|対戦ゲームからRPGまで快適

実際に対戦ゲームからRPGまで様々なジャンルをプレイしましたが、どんなゲームでもこなせる優秀なキーボードだと感じました。

入力すればすぐに反応し、キーを離し始めればすぐに反応が途切れる。動作が不安定になって入力が入らないようなこともなく、非常に安定しています。打鍵のスムーズさは特に優秀で、銃を撃ちながらスキルを使うような複雑な操作でも入力が楽に行えます。

さらに、各キー個別にアクチュエーションポイントとラピッドトリガーの設定が可能です。たとえばWASDの移動キーはAP0.1mmで即反応に設定し、スキルやウルトなどの重要なキーはAPを深めにして誤入力を防止するといった使い分けができます。

5. 便利機能|SOCD・ダイナミックキーストロークも搭載

SOCD(Simultaneous Opposing Cardinal Directions)機能にも対応しています。通常、AキーとDキーを同時に押すとキャラクターは止まりますが、SOCDをオンにすると後から入力した方のキーが優先されます。これにより、素早い左右の切り返し(いわゆるレレレ撃ち)が格段にやりやすくなります。

ダイナミックキーストローク機能も搭載。キーを浅く押すと「歩き」、深く押すと「走り」のように、1つのキーの押し込み深さによって異なる操作を割り当てられます。しかもキーを離す時にも2段階の設定が可能なので、1つのキーで最大4種類の操作を実現できます。

6. ソフトウェア設定|Web形式で手軽にカスタマイズ

設定はWebブラウザベースのドライバーを採用しており、ソフトウェアのダウンロード不要です。キーボードをPCに接続した状態で専用ページにアクセスするだけで設定画面が開きます。

UIは若干わかりにくい部分もありますが、慣れれば問題なく使えます。最低限やっておくべき設定は以下の通りです。

  • アクチュエーションポイント: WASD等の移動キーは0.1mmに設定して即反応させる
  • ラピッドトリガー: 0.1mm程度に設定(0.01mmも設定可能だが体感差はほぼなし)
  • デッドゾーン: 0mmでも安定動作を確認済み
  • SOCD: 対戦ゲームをプレイするならオンを推奨

ライティングの色やパターンの変更もこのWebドライバーから行えます。

7. 打鍵感・打鍵音|唯一の弱点はここ

打鍵音はやや高めですが、邪魔になるレベルではなく、人によっては心地よく感じるでしょう。

ただし、打鍵感(打ち心地の気持ちよさ)はこのキーボード唯一の弱点です。入力自体は滑らかでスムーズなのですが、最近は打鍵感の良いキーボードが増えているため、それらと比べるとやや物足りなさがあります。

とはいえ、打っていて不快になるような打鍵感ではなく、初めてのゲーミングキーボードなら全く気にならないレベルです。そもそもゲーム中に打鍵感を気にする方は少ないでしょう。

8. 上位モデル Fan60 Ultra SPとの違い

予算に余裕がある方には、上位モデルのFan60 Ultra SP(12,980円)がおすすめです。主な違いは以下の2点です。

MonsterGeeK Fan60 Ultra SPの外観。アルミケースによる高級感のあるデザイン
項目Fan60 ProSPFan60 Ultra SP
価格5,980円12,980円
ケース素材プラスチックアルミ
打鍵感普通〜やや微妙クッション感があり快適
高級感控えめ高い

アルミケースのキーボードは通常2〜3万円するため、12,980円でもコスパは非常に高いと言えます。見た目と打鍵感を重視するならUltra SP、安さを最優先するならProSPという選び方がベストです。

また、ProSPにはワイヤレスモデル(7,980円)も用意されています。デスクをすっきりさせたい方や、普段はフルサイズキーボードを使い、ゲーム時だけ切り替えたい方にはワイヤレスモデルもおすすめです。

GOOD POINT 良い点

  • 5,980円で磁気スイッチ・ラピッドトリガー搭載は驚異的なコスパ
  • AP0.1mm・RT0.01mmから設定可能でゲーム性能はトップレベル
  • ポーリングレート8000Hz対応
  • SOCD・ダイナミックキーストロークなど機能面も充実
  • キーのブレ・グラつきがなく動作が安定している
  • PBTキーキャップ採用で耐久性も◎
  • ホットスワップ対応でスイッチ交換が可能
  • 各キー個別にAP・RTの設定が可能
  • デッドゾーン0mmでも安定動作

BAD POINT 注意点

  • 打鍵感(打ち心地の気持ちよさ)は上位製品と比べると物足りない
  • ケースがプラスチックで高級感は控えめ
  • 付属ケーブルがビニール素材でやや安っぽい
  • Webドライバーは慣れるまでやや使いにくい
  • 60%レイアウトのため、ファンクションキー・矢印キーがない
結論

どんな人におすすめ?

  • とにかく安くラピッドトリガーを試したい方 → Fan60 ProSP(5,980円)一択
  • ワイヤレスで使いたい・ゲーム用と普段用でキーボードを切り替えたい方 → Fan60 ProSP ワイヤレスモデル(7,980円)
  • 打鍵感・高級感も妥協したくない方 → Fan60 Ultra SP(12,980円)
  • VALORANTなどの対戦FPSでランクを上げたい初心者〜中級者
  • 初めてのゲーミングキーボードを探している方

5,980円という価格でありながら、磁気スイッチ・ラピッドトリガー・8000Hzポーリングレート・SOCD・ダイナミックキーストロークとフル装備。この価格帯でこのゲーム性能は正直意味がわからないレベルです。安いだけでなく、ラピッドトリガーのクオリティ自体も高いのが何よりの魅力。ゲーミングキーボードの入門にも、サブ機としても、文句なしにおすすめできる一台です。

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▼MonsterGeeK Fan60 ProSP(有線)
▼MonsterGeeK Fan60 ProSP(ワイヤレス)
▼MonsterGeeK Fan60 Ultra SP(上位モデル)